老人ホームの種類

特別養護老人ホーム

「特養」と呼ばれている施設は、特別養護老人ホームです。みなさんも良く耳にする施設
でしょう。この「特別養護老人ホーム」は日本でもっとも多い、高齢者のホーム(施設)
のことで、全国に約6000施設、入居者は約40万人、入居待機者も約40万人いると
いわれています。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は、介護保険で介護の必要があるという要介護
認定の出た方が利用できる施設です。身体や精神に著しい障害を持ち、介護が必要な方が
入居できるということですね。具体的には、原則65歳以上の高齢者(老人福祉法上では
40歳以上)で、要介護度1〜5に認定された方で、誰でも希望すればは入れるというわ
けではありません。
特別養護老人ホームで提供されているサービス内容は、入浴・排泄・食事等の介護、日常
生活上の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話です。
基本的には、個室または4人までの部屋となっていて、24時間体制介護があります。
費用は、介護保険によってある程度の負担は国が持ってくれますが、サービス費の利用者
負担分や食費、さらに居住費など自己負担分も多くなっています。
また、その施設がどのような居住環境かによって変わってきますが、ある程度の費用がか
かってきます。

養護老人ホーム

皆さんが良く知っている一般的な施設は「養護老人ホーム」でしょう。
養護老人ホームとは、経済的、または環境上の理由によって自宅での生活が困難な高齢者
の方が入居できる福祉施設のことで、一定の条件を満たせば、「特定施設入居者生活保護
」が受けられ、施設内で介護サービスを提供できるようになっています。具体的に、身体
・精神の障害の場合は、その障害によって日常生活を自立してすごすことが困難な方、と
いう場合のことです。経済的理由とは、要介護の必要なご高齢者が属しているご家族が、
生活保護を受けているまたは、市町村民税の所得割を課されていないという場合などがあ
げられます。養護老人ホーム入居にあたっては、各市町村などの措置決定が必要となって
おり、誰でもが望めば入居できるという施設ではありません。また、養護老人ホームは特
別養護老人ホームとは違って、介護保険施設ではありません。ですから、原則的には、寝
たきりや所得が多いという場合は、入居できないという施設です。入居できる年齢は、6
5歳以上だと聞いています。そして基本的には、個室、または2人部屋となっていて、日
常生活に必要なサービスを提供しています。この施設には、どの市町村でも、ご高齢者に
必要な栄養のある食べやすい食事や健康管理、悩み事の相談などを受ける相談員も配置さ
れています。そして、季節ごとに行われる行事などで、地域住民とのコミュニケーション
を厚くし、社会とのつながりのある施設を目指しているようですね。

今後さらにお年寄りの一人暮らしが増加していくであろう日本に、このような養護老人ホ
ームの普及が重要だと私は思います。

軽費老人ホームA型

軽費老人ホームは、住宅事情や家庭環境などによって、自宅での生活が困難というご高齢
者が、比較的低料金で入居できる施設です。
軽費老人ホームには、給食サービスのあるA型、自炊ができるB型があります。今のとこ
ろ日本ではA型が多いようですね。また、このA型・B型のほかにも、最近ではケアハウ
スというような、型もあるようです。この場合は、A型のように食事提供のある軽費老人
ホームですが、介護が必要になった場合に、入居したまま在宅福祉サービスが受けられる
というサービスがあります。
まず、経費老人ホームA型から、説明しましょう。
入居条件は、60歳以上、もしくはご夫婦のどちらかが60歳以上の方となっています。
そして、身寄りがない、もしくは家庭の事情によって家族との同居が困難な方、保証人を
立てることのできる方が条件です。所得の制限もあり、月額34万円以上の所得のある方
は、原則的に利用できないようです。費用は、施設によっても違いがありますが、A型は
月6万円くらいから17万円くらいまでとなっているようです。これには給食費も含まれ
ます。
介護は必要ないけれど、身寄りがなく一人暮らしをしなければならないというような方に
は嬉しい施設なのではないでしょうか。

軽費老人ホームB型

軽費老人ホームB型は、基本的に自炊ができるということが必要です。
健康で自立した生活が可能であるご高齢者を対象とした施設となります。
各施設によって、利用料は異なります。
例えば、生活費や光熱費などは自己負担は、月額5000円からという施設もありますし
、冬場や夏場には暖房料や冷房料という加算料金がある場合もあるようです。このB型は
基本的に自炊のできる方という施設ですが、場合によって、病気の際などに給食を希望さ
れれば、提供できるという施設です。だから、病気のときなどは、一人暮らしとは違う安
心感がありますよね。A型と同じように入居の条件があります。入居の条件は、60歳以
上、もしくは、配偶者と一緒に入居される場合は、ご夫婦のどちらかが60歳以上です。
そして、家庭環境や経済状態また住居などの理由によって、ご家族との生活ができない、
他の居室を借りることができないという方でかつ健康で自炊ができる方となっています。
所得制限もあり、大抵の場合、35万円以下なっているようです。
軽費老人ホームB型は、入浴や排泄、洗濯、清掃といった日常の生活におけるサポートは
できず、自分でできることが必要な施設です。個室が設けられていますので、A型と違っ
て自立した生活を送ることができますね。

軽費老人ホームケアハウス型

軽費老人ホームのケアハウスとは基本的には、A型の経費老人ホームと同じシステムとな
っています。
住宅事情や家庭環境によってご家族の援助をうけることができないという方、自炊ができ
ないくらいの身体機能の低下がある方、などが対象となる施設です。最近このような施設
が増加しているようです。A型と同じように、給食がありますので、食事の心配はありま
せん。そして入浴や排泄、洗濯など身の回りのことは自分でできるという方が入居できる
施設です。ここまではA型と同じですね。
ですが、ケアハウスの場合、もしも、介護が必要になった場合に、その介護サービスを受
けることができるというものです。
基本的には介護が必要ない方の入居が対象ですが、入居されているときに、介護が必要な
状況となってしまったという場合、その介護サービスを入居したまま受けることができる
という大変嬉しいサービスがあるのが、ケアハウスの特徴ですね。介護が必要となれば、
出て行かなければならないという施設もあるでしょう。ですが、ケアハウスの場合、住み
慣れた住居にいながら、介護サービスを受けることができます。うれしいサービスだと思
いませんか。
料金は多少割高になるようですが、独立した生活を送るのに不安がある方は、軽費老人ホ

ームケアハウス型がお勧めです。